水質浄化関連   




JESシステム

浮島

YJユニット

オクタジット
TOP底質改良工法生分解性樹脂デキシノンその他
・JESシステム
バクテリアの活性化で有機汚泥の消化を促進。
自然の浄化作用が池をよみがえらせます。

アオコの発生、ヘドロの堆積、それに伴う悪臭や景観の悪化。様々な原因で本来あるべき姿を失ってしまった水域を、当社のシステムが回復させます。
 

水路写真
閉鎖系水域の水質悪化と富栄養化
水質の悪化は主に自浄能力を超えたリン、窒素などの流入が原因です。
流入、流出量が少ない池や、特に閉鎖系の池ではリンや窒素の濃度が高くなり富栄養化が進みます。

リンや窒素は植物にとって重要な栄養源であるため、富栄養化の進んだ水域ではアオコの原因ともなる藻類が異常に増殖します。

アオコは太陽光があると光合成を行って酸素を作るので、昼間のDO値は飽和に達します。
しかし夜、光合成が止まると藻類はその呼吸によって酸素を大量に消費し、水中のDO値は激減します。
これによって藻類や魚類だけでなく、水域の自浄に重要な好気性微生物が死滅してしまいます。

枯死した藻類はSS(浮遊物)として水の透明度をさらに悪化させ、さらには沈殿して汚泥となります。
通常ならこれらは水中の微生物によって分解され生態系のバランスが保たれるのですが、DO値が低い水域では好気性微生物が死滅しているため嫌気的に分解されることになります。

嫌気的に有機物が分解されるときには悪臭がでます。
俗に腐敗していると言われる状態です。
嫌気状態での分解は、好気状態の1/10から1/20程度しかないと言われています。

 
 
写真

池写真
滋賀県内某所
近隣の生活廃水により富栄養化が進んでいる。枯死したホテイアオイが腐敗している。



アオコ写真
京都市内某所
アオコとSSのため透明度が0になっている。アオコによるカビ臭と、汚泥の腐敗臭がひどい状態。
JESシステムの特徴

JESシステムは
  • 流入するSSを取り除くロータリークリーナー
  • 大量の酸素を含んだ水を効率的に送り出す撹拌機オクタジット
を基本に構成される水質浄化システムです。

嫌気化して悪循環を起こしている池に強制的に酸素を送り込み、池の環境を好気性微生物が優勢な状態に戻して自然の浄化能力を取り戻してやります。
YJユニットで酸素を取り込んだ水はオクタジットによって池の隅々まで送り届けらます。

凝集剤などの薬品による不自然な浄化ではなく池本来の自然浄化能力を取り戻してやることで、バランスの取れた生態系がよみがえります。



ろ過水写真
ロータリークリーナーによって
砂濾過された琵琶湖疎水
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